人生の終りが孤独死でいいのか
現在高齢者と言われる方は戦後の日本の復興を支えてきた方たちたが、皮肉なことに戦後時代の暮らしの変化で独居老人となるケースが多いという現実です。
しかし、幸い全国で相次ぐ孤独死のニュースに立ち上がる人も増えてきました。社会福祉法人座間市社会福祉協議会は(以下、市社協)神奈川県社会福祉協議会とNTTドコモの協力で「つながりほっとサポート」という高齢者の見守りの実証実験をしています。
らくらくホンベーシック3を利用
このシステムの特徴は、、見守られる高齢者は特別な操作をする必要はなく、日常通り携帯電話を使用するだけです。朝起きて開閉したことや、日々の歩数などの情報が見守る人に通知されます。いつもと違うことがあると「支援者」(見守る人)にわかるので、「支援対象者」(見守られる人)は何もしなくていいという事です。
具体的には
座間市相模が丘地区にお住まいの方から「支援対象者」(見守られる人)と、「支援者」(見守る人)を募り、約2カ月間、携帯電話(らくらくホンベーシック3)およびつながりほっとサポートを用いた見守り活動を行っていただくことで、ICT(情報通信技術)を使った地域見守りサービスの可能性を探ります。
◆開始 2011年12月15日(木)
◆場所 座間市相模が丘地区
◆対象 支援対象者(見守られる人)
:上記地区にお住まいの高齢者の方々、老人クラブ(ゆめ倶楽部さがみが丘・ESさくら会)の方々
支援者(見守る人)
:相模が丘地区社会福祉協議会(2丁目・第4)、自治会(エステスクエア小田急相模原)、老人クラブ(ゆめ倶楽部さがみが丘・ESさくら会)等の方々
◆参加者数 約50名
「つながりほっとサポート」とはNTTドコモのサービスで、ケータイの利用状況(歩数計の歩数、ケータイの開閉回数、電池残量やカメラの利用状況)をあらかじめ指定した「つながりメンバー」へ知らせるサービスです。

座間市社会福祉協議会
http://www.zamashakyo.jp/information/2011121454.html神奈川県社会福祉協議会
http://www.knsyk.jp/