建築システム科の生徒がプレゼント
敦賀工業高等学校のホームページで28日発表されました。27日、建築システム科課題研究班の吉谷くんと脇方くんが、以前につるが生協在宅総合センター「和(なごみ)」を見学した時、車椅子のまま使えるテーブルが足りないと聞いたことから、設計を含め約半年かけて製作してプレゼントしました。
多目的テーブル
およそ半年をかけて制作したテーブルは食事だけでなく多目的に使えるように設計され、また、テーブルを作った端材で、オセロや五目ならべ、カラフルな積み木などの小物も作りました。これは、天板の木レンガの目地を利用して遊べるようになっています。
広めの4人用になりました
材料は、ものづくりコンテスト木材加工の練習で使った杉の端材を再利用して制作して、天板は断面を見せる木レンガ風に張り合わせるようにしました。車イスのタイヤが、すっぽりと収まるようになっています。当日は一緒に寄付した積み木で遊んで終わり、お年寄りを喜ばせてくれました。
同校は、電子機械科・電気科・情報ケミカル科・建築システム科があり、今回は建築システム科の生徒の優しい気持が形になって実現しました。教育方針は
・学習に励み進んで真理を求めよう
・心身を鍛練し健康の増進に努めよう
・互いに敬愛し明朗誠実な人になろう
・勤労を尊び責任を重んじ良い技術者になろう
・工業の使命を自覚し創造力を伸ばそう
となっています。

敦賀工業高等学校
http://www.tsuruga-th.ed.jp/9gyouji/h23/2gakki/11_aka%20kakenn2/main.html