介護ニュース
2025年06月03日(火)
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うつ病.症状など、急増するメンタル疾患に対応「保健指導メンタルアドバイザー養成研修」 開催

うつ病.症状など、急増するメンタル疾患に対応「保健指導メンタルアドバイザー養成研修」 開催

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医療・介護なの最前線で働く人のために
株式会社保健教育センターとメンタルヘルスの専門機関である株式会社フィスメックが、健康相談や保健指導の現場にかかわる保健師・看護師・管理栄養士のためのオリジナル研修「保健指導メンタルアドバイザー養成研修」を2012年3月14日~3月16日に開催することが2月10日発表された。第2回目となる。
うつ病
(株式会社保健教育センターTOP)

現代はあらゆる年齢層に「うつ病」などの患者が急増して現場が混乱している。厚生労働省の調査では、気分障害(うつ病・躁うつ病・気分変調症など)の総患者数は、1996年が443万人であるのに、2008年に1,041万人と9年間で2.4倍となっているという。
研修会参加者は
一方、医療機関を受診しないり患者(上記に含まれない)は、り患者全体の75%を占めるとも言われており、実際のり患者は相当な数に達すると考えられる。関連した自殺も1998年に3万人を突破して以降、毎年3万人台をこえている。精神疾患の労災認定件数も10年前に比べ7.3倍と急増している。

前回の受講者の分布は以下のようなものであった。
うつ病
(株式会社保健教育センター/プレスリリース)

厚生労働省は、精神疾患をがん・脳卒中・心臓病・糖尿病と並ぶ「5大疾病」に位置づけ、重点対策を行うことを決めるなど、メンタル疾患への対応は、大きな課題となってきた。

精神疾患と診断されるような程度の重い人に対する治療は医師に委ねられても、メンタルヘルスの問題は医師だけがかかわるものではなく、企業や自治体、学校などで健康相談や保健指導を担っている、保健師・看護師・管理栄養士などの専門職がメンタル疾患を持つ対象者に対応するケースは非常に多くなっている。

これら専門職は、生活習慣病の予防や健康管理に関しては一定のスキルを有するものの、メンタル疾患については「対象者の状況を理解できない」「コミュニケーションが十分とれない」「適切な支援ができない」など苦慮する状況が発生している。

株式会社保健教育センターは保健指導時のメンタル疾患対応に関する困難事例を多く蓄積している。今後専門職はいろいろなケースに備えて各自スキルを上げる必要があると言えるだろう。

外部リンク

株式会社保健教育センター
http://www.e-care-college.com/seminar.html

@Press/株式会社保健教育センター/プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/25368


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