行方不明でも届出を義務付け
NHKニュースによると、年金が誤って支給されることを防止するため厚生労働省は年金受給者が行方不明になった場合、今後は同居している親族に届出を義務付けることにした。
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行方不明者が約900名
おととしから昨年にかけて、死亡したり行方不明になったりしたお年寄りに対して誤って年金が支払われていたケースが日本全国で相次いで見つかった。これを受けて厚生労働省が日本年金機構とともに後期高齢者医療制度を1年以上利用していない人について調査を行ったところ、同様のケースが約1000件あることがわかった。
この調査で判明したケースの約1000名のうち行方不明者が9割を占めていたことから、今後も誤った支給をなくすため、行方不明になった場合でも同居している親族に届け出を義務付けるよう国民年金法を改正することとした。厚生労働省では今国会での成立を目指している。

年金受給 行方不明も届け出へ(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120206/t10015798061000.html