静岡発の介護マーク
平成12年に介護保険制度がスタートして以来、対象者は約2倍に伸びており、さらに増加することが予想されている。
静岡県では、認知症の方を介護する御家族の方々からの「認知症の人の介護は、他の人から見ると介護をしていることが分かりにくいため、誤解や偏見を持たれて困っているという意見が多かった。
(画像はイメージです)
県民より介護中であることを表示するマークを作成してほしいとの要望を受け、全国に先駆けて「介護マーク」を作成し、平成23年4月から県内の市役所・町役場や地域包括支援センターを通じて配布、10月末までに、既に1万2千個を配布した。
このたび第12回県政インターネットモニターアンケートとして介護マークについて県民の意見を集計した。
期間は今年の1月5日から1月18日
県民638人を対象としたアンケートで、「意味を含めて知っている」と回答した人が40.1%で見たことも意味も知らない人が50.6%であった。ただし、このアンケートで知ったとして、将来、必要になったら、入手して使用したいという人は85.4%にのぼった。
同様の趣旨で別のデザインを他の自治体で採用している件について、全国で統一すべきと回答した人は64.7%にのぼった。
全国統一されれば認知度がもっと上がると感じられる。

静岡県平成23年度モニターアンケート結果概要
http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-120/e-monitorh23.html 平成23年度県政インターネットモニターアンケート/「介護マーク」に関するアンケート
http://www.e-monitor.pref.shizuoka.jp/aspsrv/asp_enq/num_result.asp?cp=4&cs=0&ID=14