インフルエンザがきっかけになった可能性
読売新聞の報道によると、岡山市は市内の有料老人ホーム「ベストライフ岡山」で、女性入所者3人が入院先で死亡したと発表した。インフルエンザにより死亡した疑いがある。
市保健管理課によると、亡くなった3人の直接の死因は多臓器不全や肺炎などで、インフルエンザの感染が確認されていたのは1人だけだが、いずれも発熱などの症状で入院していた。同ホームでは13日以降、新たな発症者はなく、他の入所者も快方に向かっているという。
週あたりのインフルエンザ感染者数、ここ10年で最多に
国立感染症研究所感染症情報センターのまとめによると、1月30日‐2月5日の週はインフルエンザ定点医療機関(全国約5000か所)当たりの患者報告数が42.62人で、この時期としては過去10年で最も多かった。同センターがこの値を基に推計した、定点以外を含む全医療機関の受診患者数は約211万人。
年齢層別の推計患者数は14歳以下が6割近くを占めているものの、30歳代が10.4%、40歳代と60歳以上が共に7.6%などとなっている。流行が収まるまで年齢に関係なく注意が必要だ。

インフルで?老人ホームの入所者3人死亡…岡山(YomiDr.)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=54551国立感染症研究所感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html介護付有料老人ホーム「ベストライフ岡山」
http://bestlife.jp/facilities/okayama/okayama/