徘徊高齢者の捜索に犬を活用
愛媛県四国中央市では警察犬訓練所で訓練中の犬を、行方が分からなくなった徘徊高齢者の捜索に活用する。2012年度から実施すると、3月7日の定例市議会で明らかにした。
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家族の要望をもとに訓練中の犬を派遣
共同通信の報道によれば、四国中央市では捜索犬の活用方法として、日本警察犬協会の四国公認訓練士会から犬を派遣してもらう方法を想定している。具体的には、高齢者が徘徊により行方不明になった場合、家族の要望をもとに市から訓練士会へ犬の出動を要請。現場近くの訓練所から、派遣してもらう予定。市ではこれまで家族や消防団、届け出を受けた警察官らが徘徊高齢者の捜索にあたっていた。しかし今後は嗅覚に優れた犬を捜索に活用することで、今までよりも早い高齢者の発見につながると期待されている。

徘徊高齢者の捜索犬を導入 愛媛・四国中央市(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012030701002091.html愛媛県四国中央市公式ホームページ
https://www.city.shikokuchuo.ehime.jp/