成長を続ける流動食事業
明治ホールディングス株式会社、5月17日発表によると、流動食事業の生産体制の強化に関し、事業子会社である「株式会社 明治」は新工場の建設を予定している。
(株式会社 明治ホームページTOP)
「株式会社 明治」は、明治グループの長期ビジョン「2020ビジョン」にて、同事業をさらに強化していくこととしている。栄養面だけでなくおいしさにもこだわった製品開発を志向するとともに、販売ルートの拡大を図り、市場をリードしていきたいと考えているということだ。
今回、こうした方針にもとづいて、同事業の生産体制を強化。大阪府貝塚市に新工場を建設することとした(建設予定地は、現在の関西工場敷地内)。
新工場では、これまでの技術やノウハウを生かし、高品質で安全な製品を製造し、効率化・省人化などによる生産性向上も図っていく。
新工場の概要
1.新工場予定地 大阪府貝塚市二色南町16番地
(現在の関西工場・関西アイスクリーム工場敷地内)
2.延べ床面積 約14,500m2
3.生産能力 36,000kl/年
4.投資額 約90億円
5.今後のスケジュール 2012年12月 着工予定
2014年8月以降 順次生産開始予定
流動食市場は、高齢化に伴う要介護者の増加や、医療における栄養管理の重要性の高まりなどを背景に、年率10%を超える成長を続けている。

明治ホールディングス株式会社/プレスリリース
http://www.meiji.com/pressrelease/2012/detail/120517.html株式会社 明治
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