担当は地域包括支援センター
京都市では、高齢化が進むにつれて、孤立や閉じこもりなどの可能性が高い一人暮らしの高齢者が増加している。
(京都市ホームページTOP)
このようななか、6月以降に地域全体で高齢者を見守る体制を強化するため「高齢サポート(地域包括支援センター)」の保健師・社会福祉士などの専門職員が、市内の一人暮らしの高齢者全世帯を生活環境などの状況に応じ順次訪問する。
全戸訪問の概要
対象者は、市内在住で65歳以上の一人暮らしの高齢者(ただし特別養護老人ホームなどの施設入所者は除く)。訪問するのは住んでいる地域を担当する「高齢サポート(地域包括支援センター)」の保健師・社会福祉士などの専門職員。
「高齢サポート(地域包括支援センター)」とは,地域で暮らす高齢者の皆様を,介護,福祉,健康,医療など様々な面から総合的に支えるため,平成18年度から京都市が設置し,委託により運営している公的な相談窓口です。(市内61箇所に設置)
(~京都市広報資料/「高齢サポート(地域包括支援センター)」による~/一人暮らし高齢者の全戸訪問の開始についてより引用)
訪問内容は、日常の困り事・悩み事などの相談に応じ、一人一人の心身の状況、かかりつけ医、緊急連絡先などを聞き取り支援が必要な状態にある高齢者を把握する。
支援が必要な高齢者に対しては、介護サービスの利用や医療機関の受診につなげるほか本人の希望を踏まえ、民生委員・児童委員、老人福祉員をはじめとする地域全体での見守りにつなげるなど高齢者一人一人の実情に応じた支援を展開する。訪問回数は年1回以上。

京都市広報資料
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000121/121910/kouhou.pdf