28人が死亡、31人が重症
厚生労働省と経済産業省は介護ベッド用手すりに首を挟むなどして、2007年5月から今年5月までの5年間に59件の重大製品事故が発生し、28人が死亡、31人が重傷を負ったと発表しました。
転落防止用手すりによる事故が多発
共同通信の報道によると、多くの介護ベッドにはお年寄りが転落しないよう両側に手すりが備え付けられていますが、これまでにベッドから床に落ちた物を取ろうとして柵と柵の間に首を挟んでしまい骨折したり、手すりとマットの間に胸部が挟まれて窒息死したりしたケースがあったとのことです。
両省は6日、都道府県などを通じて全国の病院、介護施設、福祉用具貸与業者など約27,000ヶ所に対して注意喚起と点検の依頼を行いました。

介護ベッド事故で28人死亡 柵に首挟む、重傷31人(共同通信)
http://www.47news.jp/news/2012/06/post_20120606193700.html介護ベッド用手すりによる製品事故未然防止のための点検を依頼しました(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2012/06/20120606003/20120606003.html厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/