震災・原発事故による深刻な人手不足対策
6月4日より、福島県沿岸部の介護施設に対する「全国社会福祉施設経営協議会」の職員派遣が始まり、南相馬市の特別養護老人ホーム福寿園で開始式が行われました。福島県内では東日本大震災と原発事故のため介護職員の退職が相次ぎ、人手不足が深刻となっています。
全国の施設から交代で職員を派遣
河北新報の報道によると、まずは第1陣として南相馬市と飯舘村の4施設へ4人が2週間~3ヶ月間派遣されます。4人の派遣期間終了後も全国の会員施設から交代で職員派遣を続けます。河北新報の報道によれば、札幌市から応援に来た介護職員の東出喜紀さん(44)は
「不安はない。少しでも力になれるよう頑張りたい」
と話しています。

福島・介護職不足 応援第1陣の4人着任 南相馬・飯舘(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120605t65003.htm全国社会福祉施設経営者協議会
http://www.keieikyo.gr.jp/