介護予防機器市場参入第一弾
ホチキスなどのオフィス機器メーカー、マックスが高齢者を対象にした介護予防機器市場に参入します。第一弾として、7月2日に高齢者向け自転車を発売します。
「要支援1、2」や「要介護1」の人も
同社のプレスリリースによると、新発売される自転車は「クークルS」という名前で、マックスグループの車イスメーカー、カワムラサイクルが開発、製造しました。本体は三輪車のようなデザインですが、前方を双輪にして全部で4つの車輪を持たせたことで、くぼみや段差にはまり込みにくいといいます。また乗り降りや発進のしやすさを考え、タイヤの直径は12インチ(約30cm)と太く、フレームの高さは27cmと低く設計されています。速さは成人の歩くスピードと同程度の時速4~5キロ。価格は9万7650円です。
同社では加齢などで運動機能が低下した人のほか、「要支援1、2」及び「要介護1」に認定された高齢者を対象ユーザーと考えており、3年間で4万台の販売を見込んでいます。

高齢者が安心して乗れる自転車「クークルS」新発売(マックス株式会社)
http://www.max-ltd.co.jp/news/n120618.html