「薬の飲み忘れ」が72%で最も多く
株式会社エス・エム・エスが4日、アルツハイマー型認知症(以下、認知症)患者を介護している家族などを対象に実施した、服薬管理に関する実態調査の結果を公表しました。
調査結果では、認知症患者の服薬管理で困難な行動は「薬の飲み忘れ」が72%で最も多く、続いて「薬の服用を拒否する」13%、「薬の飲みすぎ」9%と、「薬の飲み忘れ」が他を大きく引き離す結果となりました。
「1日複数回の服薬管理が大変」が過半数を占める
また、ケアマネジャーが服薬管理について家族から相談されることの多くは、「家族が働きに出ているため、1日複数回の服薬管理が大変である」が64%で最も多く、続いて「薬の服用を嫌がって困る」が41%、「薬を飲ませるのが手間である」が36%と上位を占めました。
※調査は、同社が運営するケアマネジャー向けコミュニティーサービス「ケアマネドットコム」サイト内で2013年3月14日から20日までの期間実施され、調査結果は、そのうちのケアマネジャー資格保有者300人の有効回答をもとにまとめたものです。
編集部 つつみ さえこ

「ケアマネドットコム」株式会社エス・エム・エス
http://www.care-mane.com/