月刊「文藝春秋」通常号に加えて拡大サイズ版を試験販売
株式会社文藝春秋(以下、文藝春秋)が、月刊誌「文藝春秋」の通常号に加えて拡大サイズ版を同時に刊行すると発表した。
拡大サイズ版は、来月10日に発売予定の9月号のみの試験販売で、東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・京都・兵庫の一部書店のみで取り扱われる。
高齢読者の拡大サイズ版を刊行
これまで文藝春秋は、月刊誌「文藝春秋」の活字の大きさを読みやすく変更する他、電子版を配信するなどしていたが、版型を変える今回の試みは創刊90周年を迎える文藝春秋にとって創刊以来初となる。
また、そのきっかけとなったのが
「内容はいいが、字が小さくて目が疲れる。大きなサイズを出してほしい」
といった高齢読者からの手紙で、文藝春秋はこの声に応えて今回、拡大サイズ版の刊行に踏み切った。
文藝春秋は、まずは来月発売の9月号で拡大サイズ版を試験販売し、それが好評であれば今後、拡大サイズ版の販売も視野にいれて検討していく考えを示している。
編集部 つつみ さえこ

「月刊「文藝春秋」拡大サイズ版発売 決定!」株式会社文藝春秋
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/813