食べやすさに配慮したユニバーサルデザインフード
ユニバーサルデザインフードとは、食べやすさを考えて作られた食品で、レトルト食品や冷凍食品などの「調理加工食品」の他に、飲み物や食事にとろみをつける「とろみ調整食品」などさまざまな種類があります。
介護の度合いなどによって、4段階の区分表示から選べる
また、日本介護食品協議会が制定した規格に基づいて製造・販売されているユニバーサルデザインフードは、商品パッケージにわかりやすくユニバーサルデザインフードのロゴマーク「UDFマーク」がついている他、食品の“かたさ”や“粘土”に応じて4段階の区分数値、区分形状が記載されています。
昨年の生産統計では、生産金額100億円突破
2013年5月末現在で、ユニバーサルデザインフード商品は1029品目登録があり、その商品数は年々増加傾向にあります。
また、日本介護食品協議会が会員企業を対象に行った2012年のユニバーサルフード生産統計の集計結果では、生産金額が100億円を突破するなど、超高齢化により収益も大幅に伸びています。
編集部 つつみ さえこ

「ユニバーサルデザインフード」日本介護食品協議会
http://www.udf.jp/index.html