介護予防・機能訓練のため
株式会社メディカ出版は、九州大学大学院芸術工学院および特定医療法人順和/長尾病院と共同で、リハビリ効果の高い「起立運動」が楽しく続けられるTVゲームソフト「リハビリウム 起立くん」を開発した。
(リハビリウム 起立くん公式サイトTOP)
2012年冬話題のマイクロソフト Kinect(キネクト)ソフトとして介護施設向けに発売する。
同製品は、9月26日~28日開催中の「第39回国際福祉機器展 H.C.R.2012」のメディカ出版ブースにて展示されていた。
「リハビリウム 起立くん」の特長
ユーザーが「起立運動」をするたびにKinect(キネクト)の高精度センサーが感知、多彩な変化を起こす。これにより、起立運動を継続できる仕様に徹底的にこだわっている。
また「起立運動」のほか、ダンスやカラオケができるメニューや履歴管理機能なども充実しているので、機能訓練・介護予防運動への貢献だけでなく、ケアの質の向上も期待できる。
椅子から立ち上がって座る、この動作を繰り返すだけの「起立運動」の効果は、筋力維持・増加にとどまらず高齢者の自立度を左右する日常生活動作の基礎でる。
脳卒中治療ガイドラインでは推奨グレードAの、リハビリの中核をなす運動(起立―着席訓練)と定義されている。ところが、この「起立運動」は単調な動作を延々と繰り返すため、長く続けることが難しいという課題があった。

リハビリウム 起立くん 公式サイト
http://www.medica.co.jp/topcontents/kirithu/VFリリース/株式会社メディカ出版プレスリリース
http://release.vfactory.jp/release/50086.html