災害時、電気自動車による電力供給に合意
株式会社LIXIL(以下、LIXIL)の介護付有料老人ホーム「シニアライフカンパニー」が先日、福岡のタクシー会社「ラッキー自動車株式会社(以下、ラッキー自動車)」と「災害時における電気自動車(以下、EV)による電力の供給に関する協定書」締結した。
締結の背景には東日本大震災の経験があり、福岡市で大規模な自然災害が発生した場合などの万が一に備えて、LIXILとラッキー自動車が協力し合える体制づくりを図ることで合意された。
いざという時は、電気自動車の電力を使用
本協定により、福岡市内のLIXILの介護付有料老人ホームやシニアマンションなどが大規模災害で電力不足になった場合に、各施設の敷地内に待機しているEV(ゼロ・エミッション車タクシー)から電力を補い、入居者の安定した生活確保を目指す。
※ゼロ・エミッション車タクシーには、EVの大容量バッテリーに貯めた電気を住宅へ供給できる世界初のシステムを搭載した日産自動車株式会社の「LEAF」が使われる。
編集部 つつみ さえこ

「「災害時における電気自動車による電力の供給に関する協定書」を締結」株式会社LIXIL
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2013/070_company_0308_01.html