人事担当者向け中途採用支援サイトでアンケート調査
エン・ジャパン株式会社は、運営する人事担当者向け中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」の利用者を対象に「高齢者雇用」についてアンケート調査を実施、その結果を2016年3月7日(月)に発表した。
高齢者雇用の目的・課題
「改正高年齢者雇用安定法」の施行から3年が経過し、74%の企業が定年後の継続雇用制度を導入したと回答した。また、同制度導入後に約8割の企業が「給与」と「雇用形態」を変更した。
高年齢者を雇用する目的としては、「経験や知識の活用」が最も多く74%。一方で、「世代交代の停滞」(43%)や「高齢者の戦力化やモチベーションの持たせ方」(42%)などが課題として挙げられた。
多くはコンプライアンスを守る範囲の対応
今後の高齢者雇用の方針について聞いたところ、「法定義務の範囲で対応」(40%) 「状況を見て対応を検討」(42%)が多かった。
「法定義務の範囲を超え自主的に対応する」と回答した企業は12%と少数だが、「慢性的な人材不足のため、シニア層向けの雇用枠を設ける予定」や「経験や技術力など若手では補えない部分が多い」などのコメントも見られた。
(画像はニュースリリースより)

エン・ジャパン株式会社のニュースリリース
http://corp.en-japan.com/newsrelease/