視覚的に寒さの原因を追及
有限会社イッセイホームは、2016年2月10日(水)のプレスリリースで、赤外線サーモカメラを使用し視覚的に寒さの原因を追究する「へや暖ねぇリフォーム」を開始したと発表した。
背景
持ち家の住宅延べ面積および持ち家率が上位の福井県。一方で、古くからの住宅が多く断熱性能が低いため、寒さを我慢しながら生活をする家も少なくない。
断熱改修として家全体をリフォームする場合、延べ面積が広い福井の家では多額の費用がかかってしまうケースも。
そこで、福井市でリフォーム業を手がける同社では、断熱リフォームの箇所を主に生活する住空間に限定する「へや暖ねぇリフォーム」を提供開始した。
サービスの特徴
同サービスは、一級建築士や一級建築施工管理技士などの資格所有者が赤外線サーモカメラを使用して、家の中のさまざまな箇所の温度計測を実施。住宅の基本性能の診断を行って、暖かい家にするための提案をする。
断熱する部屋を主に生活する空間に絞ることで、工期も短くコストも低く抑えることができる。家に住みながらリフォームすることができるので、仮住まいを探したり引っ越したりといった手間がかからない。
次世代省エネ基準に合わせた優れた断熱性能を実現、冬の暖房だけでなく夏の冷房代も節約でき、光熱費削減で家計にも環境にも優しい住まいになるとしている。
ヒートショックによる事故を防止
充分な断熱対策ななされていない家では、温度変化により急激に血圧が変動して身体に悪影響をおよぼすヒートショックによる死亡事故も多く発生する。
同社はこうしたサービスの提供を通じて、ヒートショックによる死亡事故や介護状態になることを未然に防止していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

有限会社イッセイホームのプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/156905