「地域の介護」を開設
株式会社ソーシャルサービスは、認定NPO法人市民福祉団体全国協議会との共同事業として、地域の介護情報や生活支援に必要なサービスが見つかるWEBサイト「地域の介護」を開設したと2016年5月25日(水)に発表した。
地域のサービスを見える化
現在の介護サービス検索の課題として、「介護保険適用サービス」と「介護保険適用外サービス」、「自治体などが提供するサービス」ごとに情報が分断されており、わかりにくいという現状がある。
「地域の介護」は、利用者が住んでいる地域を起点にこれらのサービスを一元検索できるWEBを目指してオープンした。
地域に眠る資源を「見える化」することで、必要な人に必要な情報を届け不足しているサービスを共有化し、地域福祉の向上に寄与することを目的としている。
介護の専門家向けのツールを提供
同サイトは、「地域サービス検索」のほかに介護の専門家向けのツールも提供する。
介護保険制度改正による新たな「総合事業」の開始に伴い、自治体の高齢者福祉担当者やケアマネージャーおよび生活支援コーディネーターなどの専門職が、介護保険適用外の生活支援を行っている団体やNPOなどの地域資源情報をより多く収集していくことが必要となる。
このため、こうした専門家に向けて「サービス情報の登録」「専門家同士でのナレッジ共有」「メモ」「日報」といった機能を提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ソーシャルサービスのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/103069