長谷工HD独自の「にやりほっと探検隊」
5月9日、介護の新しい発想、実践法を紹介する書籍『できることを取り戻す魔法の介護』が発売された。
この新刊は長谷工シニアホールディングスの独自プロジェクト「にやりほっと探検隊」によるもので、このプロジェクトはこれまでも多数のメディアで紹介されている。
「好きなこと」「得意なこと」でポジティブに
重大な事故には至らないものの、作業の中でひやりとしたり、はっとしたりするような事例を「ヒヤリハット」として、重大事故の前段階と捉え、介護現場でも重要視されている。
しかし、事故をなくそうとするため、そして、忙しさで時間短縮を心がけるために、常に介護現場は余裕がない状態になりがちである。
そこで、介護される当事者の「好きなこと」「得意なこと」「習慣として続けていたこと」に着目。当事者にできることをしてもらい、ポジティブな気持ちを取り戻させ、それを認知症ケアに反映していくのが「にやりほっと」である。
家庭でできる実践リスト付き
この新刊には食事の調理を含む準備から片付けや掃除、趣味など、家庭において短時間で行える実践リストが付いている。
これは日常生活の中の当事者ができる役割を持ってもらい、健康的な生活を取り戻すことへとつなげていくことが狙いである。この『できることを取り戻す魔法の介護』は四六版で1,400円(税別)、ポプラ社より発売中となっている。
(画像はポプラ社のサイトより)

できることを取り戻す魔法の介護
http://www.poplar.co.jp/独自の取り組み“にやりほっと”が書籍化!
http://www.haseko-senior.co.jp/niyari-hotto/