在宅医療患者の情報共有が可能に
株式会社カナミックネットワークは、同社が提供する「カナミッククラウドサービス」の情報共有プラットフォームを利用して、「三原市地域包括ケア連携シート Zai-Takko三原」の情報共有が可能になり、本格運用を6月からスタートしたことを発表した。同社と一般社団法人 三原市医師会の共同開発により、情報の共有が可能となった。
カナミックネットワークは、“地域包括ケアシステム”に役立つ情報共有システムや、介護事業者向け業務システムなどを提供している。社名は、「介護(カイゴ)」、「活性化(ダイナミック)」、「ICT(ネットワーク)」のキーワードから誕生した。
情報を共有し連携を強化する
超高齢社会が進む日本では、厚生労働省が、2025年をめどとして、高齢者が要介護状態になっても住み慣れた地域で暮らしを続けることができるように、医療・住まい・介護・予防・生活支援が一体的に提供される“地域包括ケアシステム”の構築を推進している。
広島県三原市では、医療・福祉・保健の事業所などが2014年に発足させた「三原市地域包括ケア連携推進協議会」が、独自の連携シートを作成して、事業者間の連携強化に取り組んでいる。
「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームは、“地域包括ケアシステム”実現のために開発された。在宅ケアを受ける患者・要介護者について、地方自治体、介護サービス事業者、医師、訪問看護師、ケアマネジャーなど、多職種・他法人間でのリアルタイムな情報の共有・集約が可能になる。
(画像はプレスリリースより)
プレスリリース 株式会社カナミックネットワーク
https://www.kanamic.net/株式会社カナミックネットワークのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/129977