認知症高齢者の徘徊を早期に発見するために
株式会社みまもーらは、世界初・バンドサイズのLoRa+GPS搭載の高齢者見守りデバイス「みまもーら」の開発に成功したことを発表した。
「みまもーら」は、認知症高齢者の徘徊見守り対策システムである。チップを内蔵したリストバンドを装着した対象者の位置や行動を把握することが可能であり、徘徊している対象者を早期発見し、事故を未然に防ぐシステムとなっている。
緊急時にはGPSで正確な位置を把握できる
同社は、東京都港区南青山のウィン青山を起点とし、「みまもーら」の通信実験を7月3日に実施した。通信実験では、半径3キロ圏内(渋谷ヒカリエ・新宿タイムズスクエア、千駄ヶ谷・六本木ヒルズ)での受発信の確認に成功した。
「みまもーら」は、認知症の高齢者がいなくなった場合に、家族がスマートフォンアプリで『探す』ボタンを押すことにより捜索モードを起動し、最後に検知された位置情報を表示することが可能である。
「みまもーら」は、リストバンドタイプであり、これまでの機器では解決できなかった携帯性に優れている。電波強度も強く、電波は最長10キロ飛ぶことが可能である。バッテリーの交換は約10年間不要、生活防水に対応している。
同社では、「みまもーら」の実証実験を重ねるほか、各施設への導入も進めている。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース 株式会社みまもーら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p.htmlみまもーらHP
http://www.mimamora.com/