認知症についての情報を提供
東京都港区に日本法人本社があり、医薬品の開発や輸入、製造、販売を行っているノバルティスファーマ株式会社は8月8日、認知症当事者やその家族に認知症についての情報を提供するサイト「認知症相談ナビ」を開設したと発表した。
重視される認知症当事者の目線に
同社は認知症で最も多いアルツハイマー型認知症の治療薬「イクセロン(R)パッチ」発売。翌年には従来あまり認知されていなかった日常生活における問題「生活障がい」などの情報を家族に提供する「認知症の生活障がいナビ」を開設している。
しかし、認知症をめぐる環境は変わりつつあり、認知症当事者の声が重要視され、家族だけではなく、当事者が求めている認知症という病気について、治療についての情報をさらに充実させる形で「認知症相談ナビ」は開設された。
三大認知症や中核症状・BPSDなどを解説
「認知症相談ナビ」では、三大認知症とも呼ばれるアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症を解説。認知症の初期に現れやすい症状が紹介されているページでは、自分自身や家族がチェックできるようになっている。
また、認知症そのものの症状である「中核症状」と、それに伴う「周辺症状(BPSD)」を紹介。認知症の治療が必要な理由や、どのような治療薬があるのか、主治医とのコミュニケーションについても触れられている。
(画像は認知症相談ナビのサイトより)

認知症のご本人とご家族の笑顔と生活を支える情報サイト「認知症相談ナビ」を開設
https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20170808認知症相談ナビ
http://www.d-sodan-navi.com/