「閉経後骨粗しょう症」の治療剤『エビスタ(R)』
日本イーライリリー株式会社が、閉経により血中エストロゲンが低下して起こる「閉経後骨粗しょう症」の治療剤『エビスタ(R)錠60mg』(一般名:ラロキシフェン塩酸塩、以下、『エビスタ(R)』)が、2004年5月12日の販売開始から、10周年を迎えたと発表しました。
「閉経後骨粗しょう症」とは?
「閉経後骨粗しょう症」とは、女性が閉経後から発病の可能性のある慢性疾患で、発病すると将来、寝たきりなどの介護状態になる原因である“骨折”のリスクが高くなるといわれています。
食事や時間に関係なく、いつでも服用できる薬剤
『エビスタ(R)』は、骨に対して骨密度や骨強度の増加など、エストロゲンと似た作用を持ち、1日1回1錠、食事や時間に関係なくいつでも服用できる薬剤で、「閉経後骨粗しょう症」の治療剤として世界102カ国、約3630万人(※2011年12月時点)に服用されています。
『エビスタ(R)』の販売開始から10周年を迎えて、同社は、今後も『エビスタ(R)』の適正使用のための情報を提供するほか、骨粗しょう症による骨折のリスクのある患者さんを長期に守り、自らの足で自由に動ける自立した人生を支える活動を推進していく意向を示しています。
編集部 つつみ さえこ

「「エビスタ(R)錠60mg」販売開始10周年」日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/pressrelease/2014/news_2014_009.aspx