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2025年10月14日(火)
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国が「熱中症予防の7か条」で注意を呼びかけ

国が「熱中症予防の7か条」で注意を呼びかけ

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熱中症への対策を伝える
内閣府政府広報室は、運営する政府広報オンラインより「熱中症予防の7か条」と題した予防策を紹介している。

熱中症
(画像はプレスリリースより)

昨年の熱中症患者は約6万人
昨年の6月から9月にかけて熱中症で救急搬送された人はおよそ5万9000人、そのうち88人の方が亡くなっている。小さな子どもや高齢者、病人などは重症になりやすく、特に注意が必要だ。

熱中症予防の7か条
屋外に出るときは、日陰を選んで歩いたり日傘や帽子を利用したりすること。屋内では、扇風機やエアコンを適切に使うなどして、「暑さを避ける」工夫が大事である。

また、汗を吸収しやすい素材の服を着るなどして、「服装を工夫する」。襟元を緩めるなど通気にも気をつけること。

「こまめに水分を補給する」。スポーツドリンクや塩あめなどでの塩分補給も有効だ。なお、ビールなどのアルコール類は体内の水分を排出する作用があるため、水分補給にはならない。

「急に暑くなる日に注意」。体が暑さに慣れていないと熱中症になりやすいので注意が必要。日ごろからウォーキングなどで「暑さに備えた体づくりをする」ことも大事だ。

熱中症の発生にはその日の体調も大きく影響する。暑い場所での運動や作業をする場合には、体調など「個人の条件を考慮する」ことが大切。また、「集団で活動する場合にはお互いに配慮する」ことも必要だとしている。

小さな子どもや高齢者、病人は特に注意が必要
小さな子どもは体温調節機能が未発達なうえに、地表面からの熱の影響を受けやすく大人よりも熱中症にかかりやすい。

また、高齢者は暑さを感じにくく、発刊や血液循環などの体温調節機能も低下している。さらにのどの渇きが感じにくく水分不足にも注意が必要だとのことだ。

情報を活用して充分な対策を
屋内にいても熱中症は起こる。エアコンを利用する場合は温度28度以下、湿度60%以下に設定するとよい。また、すだれやカーテンなどを利用して、直射日光を防ぐことも大切である。

政府は、政府広報オンラインなどで熱中症への予防を呼びかけている。「高温注意情報」や「暑さ指数」などの情報などを活用し、充分な対策をとることが必要だとしている。

熱中症に対する注意点や対策を正しく理解して、暑い夏を乗り切りたいものだ。


外部リンク

内閣府政府広報室のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/
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