多職種連携支援サービス「bmic ZR(ビーミック ゼットアール)」
ソネット株式会社は、地域包括ケアにおける連携の支援と在宅ケアの業務効率化を目的とした在宅ケア及び多職種連携支援サービス「bmic ZR(ビーミック ゼットアール)」の提供を、2014年9月2日(火)より開始した。
(画像はプレスリリースより)
在宅ケアにおける業務効率化と質の向上を目指し
このシステムは、在宅ケアにかかわる医療従事者や介護従事者で患者の情報を共有し各職種間でのコミュニケーションを充実させることで、業務を効率化し介護の質を向上させることを目的とするもの。
同社が運営する法人向けITソリューションサービス事業「bit-drive」のクラウド基盤を活用し、在宅ケア業務に関係する多職種の連携を支援するサービスを開発した。
在宅ケア業務支援アプリ
訪問診療や訪問看護時に、タブレット端末やスマートフォン、ノートPCなどから在宅患者のケアに必要なデータを入力、データはクラウド上のサーバーに送信され、保存される。
また、テルモ株式会社の通信機能付きバイタルサイン測定機器シリーズ「HRジョイント(R)」と連携。測定したデータをリーダーと呼ばれる機器にタッチするだけで自動的に送信する仕組みで、未入力や誤入力を防止、入力作業の負担を低減する。
多職種連携ビューワー
さらに、在宅患者をケアする各職種間でのコミュニケーションを充実させるための各種機能も利用可能。
掲示板機能やメッセージ機能を利用し、他の職種への対応を依頼したり、生活支援に関する情報を共有したりすることができる。
各情報については、職種に応じ閲覧権限を設定できるなどプライバシーにも配慮している。
今後、提供地域を拡大
同システムは、これまで一部地域における実証実験を実施してきたが、今後は提供地域を順次拡大。複数の地域包括ケアネットワークでの運用を行い、さらなる利便性の向上とサービスの拡充を進めていく予定だ。

ソネット株式会社のプレスリリース
http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/