「よこはまウォーキングポイント」11/1よりスタート
横浜市は、2014年11月1日(土)より、「よこはまウォーキングポイント」事業を開始すると発表した。
高齢者の病気予防に有効
高齢者の病気を予防する方法の一つとして、ウォーキングは有効だと言われている。
東京都健康長寿医療センター研究所青柳氏の研究によると、1日平均2,000歩で寝たきりの予防、平均5,000歩で要介護、認知症、心疾患、脳卒中の予防、平均8,000歩で動脈硬化、骨粗しょう症、ロコモティブシンドローム、高血圧症、糖尿病の予防に効果があるとされている。
「よこはまウォーキングポイント」について
「よこはまウォーキングポイント」は、40歳以上の市民を対象に参加者にデータ送信機能付きの歩数計をプレゼントし、市内の協力店舗に設置されているリーダーに歩数計をかざすことで歩数に応じたポイントを付与するというもの。
ポイントに応じて、3,000円相当の商品券などが当たる抽選にも参加できる。抽選は3ヶ月ごとに実施され、200ポイント以上の達成者が対象となる。
歩くことで社会貢献
また、日々の一歩が寄付への貢献につながるという取り組みも実施。
参加者全員の歩数を参加者数で割った「月平均歩数」が10万歩を上回った月には、国連WFPへ20万円が寄付されるとのことだ。
地域の活性化も期待
市では、よこはまウォーキングポイントに参加する商店街の活性化や参加者同士の仲間づくり、地域のつながり、健康をキーワードにした街づくりなどにも貢献できるとしている。
同事業を通じ「歩く」という行動を日常化することで、市民一人ひとりの健康づくりを推進するだけでなく、経済の活性化や新たなビジネスチャンスの創出も期待されるとしている。

横浜市のプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/52190