予防接種の必要性
予防接種は、感染症の原因となるウイルスや、細菌などの病原性を無くしたり、弱めたりした「ワクチン」を接種し、病気に対する抵抗力(免疫)をつけるための手段である。抵抗力がつくと、その病気にかかりにくくなり、たとえ、病気にかかったとしても重症化を防ぐことができる。
予防接種を受けることは、自分自身が病気になることを防ぐだけでなく、家族や周囲の人への感染を防ぎ、病気の流行を防ぐことにもつながる。
肺炎球菌感染症、水ぼうそう(水痘)が、平成26年10月から定期予防接種の対象に追加された。
定期予防接種のすすめ
定期予防接種は、予防接種法に基づき、病気ごとに接種の対象となる年齢などが定められており、各市町村が実施する。
定期予防接種には費用の助成があり、無料または実費より低い負担で接種を受けることができる。
肺炎球菌感染症の予防接種をうけよう
インフルエンザ予防接種に加え、平成26年10月から、65歳以上の高齢者は、「肺炎球菌感染症」も定期予防接種の対象になった。
インフルエンザや肺炎球菌感染症は、肺炎などを引き起こして重症化しやすい病気だ。若い人に比べ、呼吸不全に陥りやすく、急に悪化して心不全を引き起こすなど、命にかかわることが多い。早期発見・早期治療が重要である。
肺炎球菌感染症の定期予防接種ができる医療機関や、接種費用など詳細については、住んでいる市町村へ問い合わせが必要だ。
(画像はホームページより)

内閣府政府広報室のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000007444.html政府広報オンライン
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201410/2.html