高齢契約者の「連絡先確認」と「請求確認」態勢を整備
明治安田生命保険相互会社は、2014年12月1日(月)、高齢契約者の「連絡先確認」および保険金・給付金支払いにかかわる能動的な「請求確認」態勢を整備すると発表した。
背景
超高齢社会の進展にともなう契約者の今後の高齢化をふまえ、同社では、高齢者に配慮した保険手続き等の簡素化などを進めている。
東日本大震災時に行った契約者全員の安否確認時、住所変更や受取人変更を行っていない契約者が多かったため確認に多くの時間を費やした。
また、震災後に実施した90歳以上の契約者への請求確認調査では、当初の確認完了が約7割にとどまり、そのうち亡くなっていた契約者が約600件もあったことが判明した。
この経験から、契約者以外の連絡先を把握することや、同社からの能動的な請求確認の必要性を再認識したとのことだ。
長寿の節目に実施
同社は今回、「MY長寿ご契約点検制度」を創設。長寿祝賀にあたる77歳(喜寿)、90歳(卒寿)、99歳(白寿)、108歳(茶寿)、111歳(皇寿)を迎えた契約者に対して「請求確認」と「連絡先確認」を実施する。
特に90歳以降の節目には、電話連絡がつかない場合には職員が直接訪問して確認を行う。万が一確認がとれない場合は、市区町村の役所や役場へ住所確認を行うとのこと。

明治安田生命保険相互会社のニュースリリース
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/