森永乳業、松本地域健康産業推進協議会の活動に賛同
森永乳業は、2014年12月5日(金)、長野県松本市にて市民や観光客の健康維持を支援する取り組みを開始したと発表した。
ノロウイルスからの感染を予防するたんぱく質「ラクトフェリン」
冬場に流行する代表的な感染症である感染性胃腸炎。中でもノロウイルス感染性胃腸炎は、幅広い年齢層で感染し嘔吐・下痢・発熱などを引き起こす。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重症化することもある。
現在、ノロウイルスに効く薬は存在していないとされているが、乳由来のたんぱく質である「ラクトフェリン」はノロウイルスなどからの感染を防ぎ、症状を緩和させることが示唆されている。
産官学共同で感染症対策の調査研究も実施
今回の取り組みは、長年ラクトフェリンの働きを研究してきた同社が、松本市に本部を置く松本地域健康産業推進協議会が推進する「健康寿命延伸都市・松本」の創造を目指す活動に賛同し、行われるもの。
2014年11月5日(水)から2015年2月28日(土)までの期間、「3日入れば3年病気に罹らない」と言われる白骨温泉でのヘルスツーリズムにおける活動や、大学を中心とした教育機関での活動など、市内各所でさまざまな活動をしている。
あわせて同社と松本市、信州大学の産官学共同で、感染症対策に関する調査研究を11月より実施している。
松本地域健康産業推進協議会について
松本地域健康産業推進協議会は、他にも100を超える企業や大学などの学術機関、医療・研究機関、行政機関などから構成されている。
今後も「健康寿命延伸」を推進する健康・医療・介護などのサービス産業の創出を目的に、活発な活動を行っていく予定だ。
(画像はニュースリリースより)

森永乳業のニュースリリース
http://www.morinagamilk.co.jp/download/index/