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2025年05月20日(火)
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デイサービス事業者を対象に食事・栄養サービスについて調査

デイサービス事業者を対象に食事・栄養サービスについて調査

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(モッテコ調べ)「介護食品の評価アンケート」
介護向け食品の流通・コンサルティング業務を行う株式会社モッテコは、2014年11月から12月にかけて、首都圏のデイサービス事業者を対象に食事・栄養サービスの調査を実施した。

モッテコ
事業者のタイプによって、食事・栄養サービスに違いが
デイサービス事業者が、食事や栄養に配慮が必要な利用者に向けてどのようなサービスを提供しているか聞いたところ、事業者のタイプによって提供するサービスに違いがあることがわかった。

食事・栄養サービスの水準は、「1日滞在の従来型」に比べ「半日滞在のリハビリ特化型」の方が低い傾向にあり、そもそも「食事・栄養サービスを提供していない」ケースも2割あった。

同社によると、これは事業者の急増で競争が激化したことにより、リハビリに特化することで専門性を高め他の事業者との差別化を図る代わりに、食事や入浴などのサービスを減らし運営の効率化を行う施設が増えてきたためとしている。

サービスが充分でないと考える割合
次に、デイサービスに勤務する者としての視点から、勤務先の施設が提供する食事・栄養のサービスは充分であると思うかどうか質問。「あまり充分でない」または「充分ではない」という回答が35%を占めた。

介護食品提供サービスについての高いニーズ
続いて、食べやすさや栄養面などが配慮された介護食品や、要介護の度合いが比較的軽い人向けのおかずやおやつなど、また、それらの介護食品を提供するサービスについて、利用者に適していると思うかどうか質問。8割以上が「適している」「やや適している」と回答した。

これら介護食品提供サービスは、同社が以前からデイサービス事業者向けに展開しているもので、施設に介護食品を並べる棚を設置し、利用者が代金を払って好きな商品を買うことができるというもの。

商品の管理や補充は定期的に訪問する同社スタッフが行うため、導入する事業者に負担がかからないのが特長だ。

これらの介護食品提供サービスに興味を示した事業者は全体の7割ほどに上り、特に「半日滞在のリハビリ特化型」がより高い興味を示した。

リハビリ特化型の食事・栄養サービスに対するニーズを解消
これらの結果から、現在食事・栄養サービスを提供していない「半日滞在のリハビリ特化型」の事業者にとっても、適切な食事・栄養サービスを行いたいというニーズは存在することが判明した。

同社のサービスはこれらのニーズを解消する手段となりうる可能性があるとしている。


外部リンク

株式会社モッテコのプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/55332
Amazon.co.jp : モッテコ に関連する商品
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