インターネット調査を実施
株式会社ソーシャルサービスは、栄養・嚥下(えんげ)補助食品の開発・製造・販売するニュートリー株式会社と共同で、ソーシャルサービスが運営するシニア対象のサイトにて、「介護食」及び「嚥下食」に関するアンケート調査を実施した。
嚥下食の認知度はまだ低い
嚥下食の認知度に関する質問では、約半数の回答者が嚥下食を「知らない」と答えており、嚥下食の利用経験者はたったの1割にとどまった。
また、「誤嚥性肺炎」という病気についての質問に関しては、半数以上が「知っている」と回答した。
しかし、「誤嚥性肺炎」の予防法についての質問には、「とろみをつける」「ゆっくりと食べさせる」など正しい回答もあったが、「食べ物を小さく刻む」といった、噛む(咀嚼)機能の低下に対処した回答が多く、飲み込む(嚥下)機能の低下に関して、正しく理解されていないことがわかった。
介護のなかでも食事に関する悩み事は多い
約半数の回答者が、介護経験をもち、介護のなかで大変と感じることについての質問は、1位「排便」、2位「食事」、3位「入浴」という結果に。
食事に関する悩みは「食べる時間がかかる」「なかなか食べない」「むせて飲み込めない」ことで、回答者のうち、60代女性で7割、70代女性で6割が介護中もしくは介護経験者だった。
【調査概要】
・調査内容 「介護食」に関する調査
・調査目的 「介護食」「嚥下食」に対する意識・認知度など実態の把握
・調査方法 インターネット調査(ポスタルくらぶWEBサイト)
・調査時期 2014年12月1日~1月7日
・調査対象 全国に在住する20代以上の男性・女性
・回答総数 663名(プレスリリースより)
(画像はホームページより)

株式会社ソーシャルサービスのプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/57554株式会社ソーシャルサービスのホームページ
http://sc-sv.com