新しいカタチ「ケアローソン」
コンビニ業界大手の「ローソン」は、埼玉県川口市に、初となる介護支援サービスを提供するコンビニの1号店を、4月3日にオープンした。
介護ならお任せ
地元の介護事業者・株式会社ウイズネットと業務提携し、介護支援する施設が併設された店舗には、売り場に介護相談窓口が設置されている。介護相談が可能な専用カウンターが併設され、ケアマネージャーまたは相談員が常駐する。
サロンスペースもあり、設置された骨密度計や血圧計に高齢者が集う。介護情報や地域のサークル・イベントなどの情報を提供する場としても利用できる。
売り場には、通常商品に加え、大人用紙おむつや、介護食を意識した食品などの介護関連商品が並ぶ。中には補聴器専用の特殊な電池なども扱っており、日用品、雑誌・書籍など約70品目をそろえる。
シニアと家族を支援
ローソンの玉塚元一社長は「高齢化はいまや、日本全体が抱える問題。地域のニーズに対応し、ローソンとして変化することが必要」と述べた。この「介護コンビニ」形態の店舗を、2017年度末までに30店舗に広げるという。
飽和状態といわれるコンビニ業界では、高齢者対象の弁当宅配などの新しいサービスや商品開発に力を入れ、シニア層の取り込みを狙うかまえだ。
(画像はホームページより)

株式会社ローソンのニュースリリース
http://www.lawson.co.jp/company/news/102841/