「ケアマネジメント・オンライン」の会員へアンケート
株式会社インターネットインフィニティーは、2015年4月9日から4月18日までの期間、「ケアマネジメント・オンライン」の会員に対し、会員のケアマネジャー(以下、ケアマネ)が担当している介護保険利用者のとろみ剤使用の実態について調査を実施、その結果を発表した。
飲み込む力の低下、誤嚥性肺炎のおそれも
加齢や疾患の後遺症などで飲み込む力が低下した高齢者は、うまく飲み込めないことによってむせたり、誤嚥性肺炎を起こしたりするおそれがある。
そのため、嚥下障害のある高齢者の食事では、「とろみ剤」を使用してとろみをつけることが推奨されている。
とろみ剤を使用している割合は低い
調査によると、担当する介護保険利用者のなかでとろみ剤を使用している利用者が「1割未満」と回答したケアマネは7割、「1割以上、3割未満」と回答したケアマネは2割となった。
担当する高齢者がとろみ剤を使うようになったきっかけとして最も多かったのは「病院の医師による情報提供」で36.5%、次いで「病院の看護師による情報提供」が36.0%であった。
とろみ剤について重視していることは
ケアマネが高齢者にとろみ剤を勧める際に重視しているのは、「色・味・風味を変えずにとろみがつく」が30.5%と最も多く、「溶けやすくダマになりにくい」も19.8%という結果に。とろみ剤について、食品のおいしさを損なわないことが重要であると考えていることが判明した。
今回の調査結果についての詳細は、「ケアマネジメント・オンライン」に掲載されている。

株式会社インターネットインフィニティーのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/ケアマネジメント・オンライン
http://www.caremanagement.jp/