介護ニュース
2025年07月07日(月)
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「30年暮らした家族による二世帯住宅の評価と住まい継承の実態」を調査

「30年暮らした家族による二世帯住宅の評価と住まい継承の実態」を調査

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旭化成ホームズが調査
旭化成ホームズ株式会社は、自社が供給した築30年前後の二世帯住宅を対象に「30年暮らした家族による二世帯住宅の評価と住まい継承の実態」を調査、その結果を公表した。

旭化成ホームズ
調査の目的について
世帯別に水廻りや玄関が2つある「二世帯住宅」は、今から40年前の1975年に、「一つ屋根の下で暮らしを分ける」というコンセプトのもと同居に伴う様々な課題を解決する新たな住まい方の提案として同社が開発、発売を開始した。

その後、認知度も高まった時期に建てられた築30年前後の二世帯住宅は、その約半数で親世帯が逝去するといった世代交代期を迎えている。

今回の調査では、二世帯住宅に30年近く居住した世帯を対象とし、同社が提案した「二世帯住宅」という住まい方の評価を行うことを目的に実施された。

30年を振り返っての二世帯同居満足度は
調査の結果、二世帯同居の総合満足度は9割超と、30年暮らした家族から高く評価されていることが判明した。

その理由として、「親の老後の世話」が1位に挙がっており、多くの人が介護において二世帯住宅で何らかのメリットがあったと回答している。

「融合型」では「訪問介護」は利用されず
介護サービスの利用についての調査では、キッチンなどを共有する「融合型」の建物では、「訪問介護」の利用がほとんどなかったことがわかった。

同社によると、これは、訪問介護者と家族が鉢合わせになる可能性が高いサービスは家族に受け入れづらかったためと推察される。

9割の孫が祖父母との同居を「よかった」
一方で、子育て面の評価では、9割の孫が祖父母同居について「よかった」と回答。子世帯の75%も「祖父母同居の孫へ与える悪い影響はなかった」と回答している。

住まい継承率の高い二世帯住宅
親世帯が逝去した二世帯住宅において、孫世帯が同居していたのは24%。そのうち兄弟姉妹など他の単身孫同居者がいない場合は、40%が住まいを継承していることが判明した。

また、現在子世帯と同居している単身孫の7割が将来的にも住まいの継承を望んでおり、同社は、3世代で住むことができる二世帯住宅は孫世代に住み継がれ易い住宅であると結論づけている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

旭化成ホームズ株式会社のプレスリリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/
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