「『老後』に関する実態調査」
オウチーノ総研は、2015年6月12日(金)から6月15日(月)までの期間、首都圏に住む40歳から59歳男女860名を対象に「『老後』に関する実態調査」を行った。
自身の老後について
調査によると、自身の老後に関して「楽観的」に考えている人は全体の28.0%、「悲観的」に考えている人は42.0%となった。
「楽観的に考えている」と回答した人に理由を聞いたところ、「老後資金の備えがあるから」との回答が最も多く挙げられた。
一方で、「悲観的に考えている」人はその理由として、多くが「老後資金・年金に不安があるから」と回答。次いで多かったのが「健康面に不安があるから」であった。
4人に1人が「老後も仕事をしたい」
「老後は何をして過ごしたいか」という質問では、最も多かった回答は「旅」で31.9%、次に「仕事」が26.2%で2位となり、老後も仕事をしたいと考えている人が4人に1人いることが判明した。
老後も仕事をしたいと思う理由としては、「生活のため」が最も多く、次いで「今の仕事を続けたい」「生涯現役でいたい」と続いた。
老後資金の準備は
ゆとりある老後のためには、3,000万円の老後資金が必要だと言われている。「今現在用意している金額」という質問では、「用意していない」と回答した人は34.3%であった。
「退職までに用意する予定の金額」については、3,000万円以上を用意できると答えた人はわずか14.7%にとどまり、「用意しない予定」という人も18.4%であった。
今後の高齢者の暮らしについて
また、今後の高齢者の暮らしについて、「悪くなっていく」と考えている人は半数以上となり、その理由として「年金制度に不安があるから」「少子高齢化が進むから」という2つが圧倒的に多かった。
一方で、今後は「今より良くなっている」と回答した人の理由として、「高齢者向けサービスが増えているから」、「元気な高齢者が増えるから」などが挙げられた。
(画像はプレスリリースより)

株式会社オウチーノのプレスリリース
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