中小規模介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」
株式会社エス・エム・エスが運営する中小規模介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」は、2015年6月21日(日)より訪問看護ステーション向けサービスを大幅に拡充した。
高まる訪問看護の重要性
政府は、高齢者の地域での生活を支え、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるようになることを目的に、2025年を目途に、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの実現を推進している。
そのような流れの中で、利用者の自宅に訪問し看護ケアを提供することで療養生活を支援する訪問看護ステーションは、その役割の重要性が社会的に一層高まっている。
複雑化する業務内容
訪問看護ステーションの業務は、外出の合間に利用者の状態や看護の内容について記録が必要となり、作成しなければならない書類も多岐にわたる。
また、介護保険と医療保険の両方が適用される訪問介護は、保険請求業務もより複雑となる。
新しく提供されるサービス
中小規模介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」では、ITの活用により訪問看護業務のより一層の効率化を目指し、以下のサービスの提供を開始する。
まず、専用アプリをインストールしたiPad Air1台を通信料込みで無償貸与。専用アプリは日々の看護記録を直感的な操作で入力することができ、記録した情報もタブレット上で共有可能だ。
今まで同サービスが対応してきた介護保険レセプトに加え、今回新たに医療保険レセプトにも対応。介護保険と医療保険の請求業務が「カイポケ」だけで完結できるようになった。
さらに、利用者の訪問予定を簡単にスケジューリングできる機能や登録した看護記録データをもとに、必要書類に自動的に訪問実績が反映される機能、帳票作成機能など、訪問介護業務の効率化を図ることができるとしている。

株式会社エス・エム・エスのニュースリリース
http://www.bm-sms.co.jp/pdf/