地域包括ケアに対応する大規模な医療介護連携ネットワークが誕生
株式会社日本エンブレースは、ソーシャル医療介護プラットフォーム「メディカルケアステーション(以下、MCS)」と地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」とのシステム連携を行うと発表した。
MCSについて
MCSは、医療介護関係者間での情報共有を行うための無料クラウドサービスとして、同社とソフトバンク株式会社が共同で提供。
スマートフォンやタブレット、PCに対応し、シンプルな操作で利用することができる。
現在、群馬県や栃木県では全県域での採用に加えて、全国各地で万単位の医療介護関係者による利用実績がある。
ID-Linkについて
ID-Linkは、NECが提供する電子カルテの情報共有を中心とした地域医療連携ネットワークサービスで、全国80以上の地域での医療連携ネットワーク導入実績をもつ。
在宅医療介護連携の基盤システムとして
今回、ID-Linkが提供する地域医療連携ネットワークとMCSが実現する医療介護連携ネットワークを相互にシステム間接続することにより、医療から介護までがシームレスにつながる大規模な医療介護連携ネットワークが誕生する。
ID-Linkとの連携に必要なソフトウェアは、MCSに実装されており無料で利用できる。このため、ID-Linkを利用する医師会や自治体は、コストをかけずに政府が推進する地域包括ケアシステムの基盤となる医療介護連携ネットワークを構築できるようになるとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社日本エンブレースのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/67399