9/20、有楽町で開催
NPO法人ハート・リング運動は、認知症にやさしい社会について考える「ハート・リングフォーラム 2015,autumn」を、2015年9月20日(日)に有楽町朝日ホールで開催した。
誰もの「生きる力」を支える地域と医療
同イベントは、誰もの「生きる力」を支える地域と医療と題し、世界アルツハイマーデー(9月21日)にあわせて開催。高齢者を中心に約600名が参加した。
噛むことから暮らしを支える歯科医療
第1部では、「いのちを支えるために~イキイキとした暮らしと噛むことの役割」をテーマとした講演を開催。
東京歯科大学教授の山田好秋氏が登壇し、チューインガムを使った調査をもとに、噛むことと口腔ケアの重要性について講演した。
認知症にやさしい社会をつくるために
第2部では、認知症にやさしい社会をつくるために、地域や医療、介護はどうあるべきかを考えるフォーラムを実施。
週刊朝日編集委員であり軽度認知障害(MCI)当事者である山本朋史氏や認知症患者を介護する富樫智宏氏が、当事者の抱く不安や介護者の想いを語った。
それに対し、認知症専門医の新田國夫氏が「地域や社会全体で認知症当事者やその家族を支えていくことが必要だ」と話すなど、専門家たちが認知症についての正しい理解をすすめ、患者や家族と医療・地域がつながることの重要性を強調した。
(画像はプレスリリースより)

NPO法人ハート・リング運動のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/74777