三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の新サービス
三井住友海上火災保険株式会社とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、2016年1月より、高齢化社会に対応したサービス「親族連絡先制度」を開始する。
背景
少子高齢化社会の進展にともない、2035年には人口の3人に1人が65歳以上の高齢者になると見込まれている。
親族と離れて1人で暮らす高齢者も増加の一途をたどっており、高齢の契約者と連絡がつかないため保険契約の更新手続きができないケースが発生することが懸念されている。
「親族連絡先制度」について
「親族連絡先制度」は、「緊急時には親族に連絡して欲しい」というニーズに応えるために新設。
三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の自動車保険や火災保険などの個人向け商品を対象とし、契約者と連絡が取れないなどの緊急時には、あらかじめ登録してある契約者の親族に連絡をして、保険契約に関する重要な案内などを行う損保業界初のサービス。
契約者の年齢は問わないとのことで、高齢者以外の契約者も利用可能。また、保険期間の途中で連絡先の親族を新たに設定することも可能だとしている。
なお、同制度により連絡先親族が保険契約の手続きをすることはできない。

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社のニュースリリース
http://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/