「高齢者の大掃除および実家の大掃除に関する意識・実態」
株式会社ダスキンは、2014年末の大掃除の実態について、全国の20歳以上の男女計4,160人を対象にインターネットで調査を実施。その結果をもとに「高齢者の大掃除および実家の大掃除に関する意識・実態」について発表した。
単身高齢者の大掃除実施率は、家族と同居する高齢者の約半数
調査の結果、2014年末に大掃除を行った高齢者の割合は54.8%であることがわかった。家族構成別でみると、家族と同居の高齢者の58.6%が大掃除を実施した一方で、単身の場合は30.5%と約半分。
大掃除をしなかった理由として、家族と同居している高齢者は「普段からこまめに掃除しているから」が最も多いのに対し、単身の高齢者は「体力的な負担が大きい」「汚れていなかった」を挙げている人が多く、同居家族の有無が大掃除への取り組み方に影響を与えていることがうかがえる。
配偶者の実家の大掃除は、気疲れする!?
親と同居していない既婚者で、結婚後に実家の大掃除を手伝ったことがある人は37.7%、配偶者の実家の大掃除を手伝ったことがある人は18.4%であった。
実家の大掃除の大変な点としては、自分の実家の場合には古さや使い勝手の悪さなどの「掃除の不便さ」を挙げる人が多く、配偶者の実家の場合には「気疲れする」という意見が多かった。
手伝った場所にも違いがみられ、カビなどの頑固な汚れが多い「浴室」は自分の実家に比べて配偶者の実家での実施率は低いという結果となった。

株式会社ダスキンのニュースリリース
http://www.duskin.co.jp/news/