GPS機器が内蔵できる靴「GPSウォーク」
ケア・リハビリシューズ専門業者の株式会社トレイルが開発した「GPSウォーク」が2015年グッドデザイン賞を受賞、2015年10月30日(金)から11月4日(水)まで東京ミッドタウンで開催されるグッドデザインエキシビジョン(G展)2015に出品される。
認知症患者、10年後には最大730万人に
厚生労働省の発表によると、2012年時点で65歳以上の高齢者のうちの約15%(約462万人)が認知症であると報告。2025年には最大で730万人に増加することが予測されている。
特に深刻な問題となりつつあるのが認知症が原因の行方不明であり、その数は年間約1万人にも上る。
特徴
「GPSウォーク」は、同社が取引先の介護施設より徘徊老人に関する相談を受けて開発。
中敷きのかかと部分の収納スペースにGPS機器を内蔵することができ、家族の知らない間に本人が外出してしまっても、居場所の検出が可能となる。
履き口はフルオープンで楽に履くことができ、使用者の甲の高さに合わせて自由に調整可能。夜道でも安全に歩行できるようかかと部分に反射テープをつけるなど、使用者の立場に立った商品作りを行った。
(画像はプレスリリースより)

株式会社トレイルのプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/149913