その人らしい最後を迎える場面に必要な対応力を養う
日本通所ケア研究会・福山認知症ケア研究会が主催する「実践的!看取りケア研修会2016」が、2016年1月31日(日)に大阪にて、2016年2月14日(日)には東京で開催される。
開催趣旨
地域包括ケアの推進とともに、看取りの場も「病院」から「在宅」へと変わりつつある。
こうした流れとともに、介護施設でのサービスや在宅・通所サービスにも新たな役割が求められている。
同研修会は、看取りケアのプロセスで必要な知識と技術を総合的に学んでもらい、介護職の育成に寄与することを目的に開催する。
研修内容
プログラムは以下の4つのコースに分かれている。
Aコースは「専門職に求められる看取りケアの姿勢」をテーマに、その人らしい生活を支える看取り介護の工夫やスタッフのストレスケアについて学ぶ。
Bコースは「その人らしい最期につなげる支援の工夫」をテーマに、書類・記録・ケアプラン作成のポイントについてや情報共有・連携方法について講義する。
Cコースは「幸せに旅立つためにすべきこと」をテーマに、看取りケアの質を高めるためのプロセスであるPDCAサイクルや、評価・フォローについて学ぶ。また、幸せな最後を迎えるための、本人・家族・周りの人々に向けたそれぞれのアプローチ方法について学ぶ。
Dコースは「看取り援助の正しい理解」をテーマに、看取りケアの実践のための教育についてや、本人・家族の不安や気持ちのゆらぎへの対応方法、グリーフケアのあり方について学ぶ。
開催概要
大阪は2016年1月31日(日)にATCホール、東京は2016年2月14日(日)に中野サンプラザにて開催。参加費は各会場12,000円(税、資料代込み)となる。
なお、同研修会は日本認知症ケア学会単位認定講座となる。申し込みや問合せは研修会公式ホームページまたは事務局まで。

株式会社QOLサービスのプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/153706