HAMOLOとJR西日本が共同で実施
株式会社HAMOLOと西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は、Beacon技術を活用した「見守り位置検索サービス」の事業化に向けた実証実験を共同で開始すると、2015年11月19日(木)に発表した。
「見守り位置検索サービス」について
「見守り位置検索サービス」は、Beaconが搭載された端末を持った見守り対象者の位置情報を、専用アプリがインストールされたスマートフォンなどから確認できる仕組み。
駅や学校などに設置された「定点レシーバー」や専用アプリをインストールしたスマートフォンを持った「サポーター」の近くを見守り対象者が通過すると、Beaconの位置情報が保護者に送信される。
取り組みの内容
同サービスを開発したHAMOLOと、駅を中心とした地域ぐるみでの見守りの仕組みを検討してきたJR西日本が提携し、Beacon技術を活用した「見守り位置検索サービス」および幅広い鉄道ネットワークを活かした「見守り位置検索サービス」の事業化に向けて、実証実験を開始する。
今年度中に自治体や学校、企業などと協力してモニターを募集。実際に同サービスを利用してもらい、使い勝手などについての意見をもとに本格展開に向けた検討を進める。
今後の展開
今回の実証実験の結果を検証し、平成28年度中の本格展開を目指すとしている。本格展開の際には、JR西日本の京阪神エリアの主要な駅に定点レシーバーを順次設置するとともに、自治体や企業の協力のもと、学校などの施設にも設置を検討する。
また、今後導入を検討していく地域においてサポーターとなることに同意した人々に、「サポーター機能」が搭載されたアプリを配信していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社HAMOLOのプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/152527