10分間の電話でわかる軽度認知障害の検査
電話による健康相談を行っているティーペック株式会社は、2013年9月1日より、軽度認知障害の検査『軽度認知障害スクリーニングテスト(あたまの健康チェック)』(以下、MCIS)の一般生活者への発売および、企業・自治体などへの提供を開始する。
(ティーペック株式会社のプレスリリースより)
認知症の「前駆段階」とされる軽度認知障害(MCI)は、これまで判別が困難と言われてきたが、ティーペックは米国で研究・開発された認知機能チェックテストの日本語版を保有する株式会社ミレニアと提携し、電話による10分程度の質問を行うだけで軽度認知障害を判別できるMCISの普及を目指す。
高齢者の4人に1人が認知症もしくは軽度認知障害
厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症もしくは軽度認知障害と推定されている。さらに、2025年には認知症が人口の4%を占めると推定される。
同社では、認知症および軽度認知障害に関する早急な対応が求められているとの考えから、97.3%の高精度で軽度認知障害を判別できるMCISを通じて、軽度認知障害の早期発見に役立てる。
早期の発見と適切な治療が大切
MCISが普及することで、短時間かつ安い費用で、軽度認知障害の検査をいつでも・どこでも・誰でも簡単に受けることが可能になる。
また、軽度認知障害に関する正しい情報提供や生活習慣に対する指導や治療、定期的な『MCIS』の受検など、早期の適切な予防や治療を実施することで、認知症の発症予防や遅延、さらにはトレーニングや運動を通じた軽度認知障害の軽快ないし完治へとつなげていきたいとのこと。

日本初!『軽度認知障害スクリーニングテスト(あたまの健康チェック)』の発売・提供を開始。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/