トラブルにあいやすいのは高齢者!
独立行政法人国民生活センター(以下、国民生活センター)では昨年から、高齢者を中心に「ダイヤモンドの買え買え詐欺」に関する相談が増えていることから注意を呼びかけています。
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「ダイヤモンドの買え買え詐欺」に関する相談は、2012年の下期から今年8月15日までで相談件数は886件で、契約当事者の9割が60歳以上の高齢者となっています。さらに契約当事者の性別は、女性が8割を占め、女性が被害にあいやすい傾向です。
またすでに支払いをしている件数は134件で、その平均支払金額は約560万円にものぼり、1000万円を超えるケースもでています。
怪しい勧誘電話は、きっぱり断りましょう!
これまで国民生活センターに寄せられた「ダイヤモンドの買え買え詐欺」の手口は、パンフレットが送られてきた後に、別の会社から“代わりに買ってほしい”“名義を貸してほしい”“あなたの名前で買った”などといった電話がかかってくるケースがほとんどです。
万が一、これらの電話を受けた場合は、「興味がありません」「お断りします」などと早めに断ることが大切です。
また、お金を支払う前には必ず周囲の人や消費生活センターなどに相談することが重要です。
編集部 つつみ さえこ

「ダイヤモンドの買え買え詐欺にご注意!」独立行政法人国民生活センター※PDF
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20130912_1.pdf