「湘南ロボケアセンター(仮称)」藤沢市に開設
神奈川県は、2013年10月25日、「さがみロボット産業特区」のシンボル施設として、全国最大規模の「湘南ロボケアセンター(仮称)」を整備すると発表した。
(画像は神奈川県記者発表資料より)
介護支援ロボット「HAL」を使用した全国最大級の施設
「湘南ロボケアセンター(仮称)」は、介護支援ロボットを使ったリハビリ施設と介護サービス事業所が一体化した複合施設で、リハビリ用ロボット「HAL」を開発したサイバーダインの子会社が運営する。
県は今年2月、ロボット産業の誘致・活性化のため「さがみロボット産業特区」の指定を国から受けており、同センターはそのシンボル施設として、生活支援ロボットの研究開発・普及啓発の拠点となる予定だ。
施設の機能
施設は藤沢市のJR辻堂駅北口のオフィスビル「アイクロス湘南」内に整備、12月に開設する。
「ロボットスーツHAL」は、動作をアシストするタイプ、ひじやひざに装着して関節をアシストするタイプ、上半身をサポートしながら歩行をサポートするタイプの3種類が導入され、医師の指導の下で脊髄損傷や脳梗塞などで歩行が困難となった人のリハビリなどに役立てる。
また、生活支援ロボットの研究開発・普及啓発の拠点として、地元企業や大学等との連携によるオープンイノベーションも進めていくとのこと。

「さがみロボット産業特区」のシンボル施設「湘南ロボケアセンター(仮称)」の整備を決定!!
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p715554.html