メディケア生命調べ「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」
メディケア生命保険株式会社では、2013年10月18日(金)から22日(火)の5日間、「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」を行った。その結果を2回にわけて紹介する。
(画像は「メディケア生命調べ」ニュースリリースより)
調査は、親・配偶者・子どもがいる40歳から59歳の男女を対象に、モバイルリサーチにより実施。有効サンプル数は1,000名。
「介護の日」「いい夫婦の日」の認知度は?
11月11日は「介護の日」、11月22日は「いい夫婦の日」。家族や暮らしと密接に関わるこれらの記念日についての認知度を調査した。それによると、「いい夫婦の日」を知っていた割合が9割近くであったのに対し、「介護の日」を知っていた回答者は約5%にとどまった。
親孝行について
続いて、親孝行について質問。「自分は親孝行している」と考える人の割合は43.7%、「自分は親孝行されている」と考える人の割合は52.5%であった。また、親孝行されていると答えた人のうちで親孝行している人の割合は65%となり、親孝行をしている人ほど自分も親孝行をされていることがわかった。
親子間での連絡手段は?
離れて暮らす親子間で使いたい連絡手段について聞いたところ、親・子ともに「ケータイ・スマホの通話機能」や「固定電話の通話機能」という回答が多かった。現在では、親子の連絡手段としてはまだまだ簡単でわかりやすい方法が好まれているようだ。
一方で、「ケータイ・スマホのテレビ電話機能」や、無料通話やメッセージのやりとりができる「Skype」「LINE」を使いたいという親も多く、シニア層のスマホ利用やインターネット利用の増加にともなって、親子のコミュニケーション方法も多様化してきている様子がうかがえる。
安否確認で使いたいサービス
離れて暮らす親の安否状況を確認する方法として、「センサーで確認できる見守り・安否確認サービス」や「見守りサービスもしてくれる食事宅配サービス」の人気が親子ともに高かった。また、「通信機能を備えた電気ポットなどの家電」や「ガスや水道、電気などの利用状況を教えてくれるサービス」などの回答も多かった。
一方で、親子ともに「あてはまるものはない」という回答も多く、全体で3割ほどであった。最近では、様々なサービスや商品が開発されているが、やはり一番は直接会いに行きたい(会いに来てほしい)という気持ちが表れているのかもしれない。
次回は、調査結果の後半部分について紹介する。

家族の絆と老後の生活に関する調査結果
http://www.medicarelife.com/news/pdf/N274/file1.pdf