悪質商法による高齢者の被害防止を訴える
香川県では、悪質商法による高齢者の被害を未然に防止することを目的に、劇団「だまされんで☆かがわ」を結成、11月19日(火)に初公演を行った。
同世代の役者による公演
高齢者の消費者トラブルや詐欺などの被害にあうケースが全国で増えている。高齢者は「お金」「健康」「孤独」の3つの大きな不安を持っているといわれ、悪質業者から狙われやすい。自宅にいることも多いため、訪問販売や電話勧誘販売などによる被害にあいやすいのも特徴だ。
劇団「だまされんで☆かがわ」は、こうした高齢者の消費者被害を未然に防止することを目的に、香川県が結成した劇団である。同世代の役者によるお芝居を通して、高齢者に身近な問題として感じてもらい、悪質商法の手口や対策を楽しみながら学んでもらう。
活動内容について
初公演となった11月19日(火)のサンポート高松大ホール「ぼちぼちクラブ香川みんなの集い」のステージでは、啓発劇「この話、ほんまかな?」として、「未公開株の劇場型買え買え詐欺」や「送りつけ商法」の手口などを紹介した。
劇団の活動は今年度限り。今後もデイサービスセンターや地区の老人クラブ研修会、大型商業施設のイベントなど10回の公演が予定されている。

劇団「だまされんで☆かがわ」が高齢者の消費者被害防止の啓発劇を初公演
http://www.pref.kagawa.lg.jp/kgwpub/pub/cms/